奥鬼怒で雪見露天風呂
日月の二日間で、登山仲間の友人と二人で、栃木県の鬼怒川温泉の奥地にある女夫渕温泉に行ってきました。
国道121号線の鬼怒川温泉の温泉街辺りから雪が舞い始め、温泉街はたちまち白銀の世界へと変わっていきました。そして、川治温泉から終点の女夫渕温泉の無料駐車場までは完璧な雪道です。
途中、ノーマルタイヤでの走行は厳しくなってきたのでチェーンを装着。以前は、スノーアタックなどで付けたり外したりしていたのですが、久々に付けると思うと結構面倒くさいもんです。スノータイヤなら何てことなく走れちゃう路面状況なんですが、私のスノータイヤはもう寿命がきたので今年既に処分してしまいました。
そんなことで、低速でのんびりと目的地に向かい、午後3時までに露天風呂に入ってれば4時までは入浴できたのですが、残念なことに3時にはちょいと間に合いませんでした。
無料の大きな駐車場には例年どおり結構な数の車で埋まっていました。トイレは以前と違い、とても綺麗でりっぱなログハウス風のものが建てられておりました。
そして、ちょっと早いですが車の後ろにワンタッチテントを張って、中で夕飯の用意です。テントの中は風が無いので意外に暖かです。小窓をちょっと開けてコンロに火を付けるとダウンなしでもそれほど寒さを感じないくらいです。
日も暮れかかり、ランタンに火を灯し、ワインで乾杯です。チーズの焼ける香り、そしてトマトのコンソメスープなどでテント内は美味しい香りでいっぱいになりました。
しかし、時々トイレに行く為に外に出ると雪は降り続き、恐ろしく寒いです(苦笑)。そんな感じなのでテントは荷物置き場にし、今回もお得意の車中泊です。
朝、快晴のPL日和(笑)。因みに「PL日和」とはカメラ仲間の間で流行っている言葉で、PLフィルター付けたような濃いブルーな空を言います。又は、そんな青空の日にPLフィルターを使って更に印象的な濃い青空を写したいときに言う言葉です(笑)。
兎に角、雪の白と濃い青空とのコントラストが最高です!朝食は昨夜の残ったものを暖め直し、お腹いっぱいになってから、目の前にある混浴露天風呂に向かいました。
ここは渓谷沿いに12種類の露天風呂があり、入浴料一人1000円です。脱衣所から一番手前の露天風呂まで20mくらい裸足で雪の混じった道を歩くのがキツイです。でも、お湯に浸かった瞬間、天国にいる気分になります(笑)。いや~最高!
渓谷沿いの木々には雪の塊が濃いブルーの空を背景に浮かんでいます。時折、宿の屋根から滑り落ちてくる雪の塊もあったりして、すべてを忘れてしまいそうなひと時です。そんな感じで1時間以上ゆっくりと浸かっていました。
その後、テントなどを撤収し、ところどころで写真を撮りながら帰路につきました。
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