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2009年6月

2009年6月16日 (火)

草津白根山弓池に行って来ました

金曜夜から群馬の草津白根山にある弓池に微速度撮影に行って来ました。夜中12時頃、白根山の有料の駐車場に到着し、すぐさま道路を渡って反対側にある弓池に撮影機材などを持って向かいました。

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気温は2000m級の山にしては今回は割りと暖かい気がします。と言っても、長時間の撮影になるので勿論ダウンジャケットは必要ですが。池へは駐車場から歩いて1分。トイレや売店もあるのでとても便利です。今回、月が雲の合間から見え隠れしていて、月光写真を撮るには良い条件に恵まれました。

今回は、月明かりのお陰で星景撮影のとき程シャッタースピードを落とさずに撮れるので、高感度の苦手な古いデジカメでも何とかなるかなといった感じです。先ずは、数枚テスト撮影し、ISO800、絞り開放、シャッタースピード8秒で撮ること決めました。カメラはCanon EOS 10D レンズはTAMRON AF17-50mm F2.8  A16 9秒インターバルで3時45分まで3パターンカメラ位置を変えて撮影しました。さすがに撮影中は冷えてきたので車からシュラフを持ってきて、頭からかぶっての撮影です。ほとんど病気です(笑)。

完全に空は明るくなり、車に戻って就寝タイム。日が出てきて暑さで一度目が覚め、窓を開けてから再び熟睡。観光バスなどが続々と駐車場に入ってきています。午前10時過ぎに起き出し、弓池のまわりをお散歩。その後、草津の温泉街まで下って温泉で疲れを取りました。丁度、お昼なので土産屋で舞茸うどんを食べ、再び白根山の駐車場まで戻りました。実は今回はもう1泊の予定で来ています。

駐車場に戻ってからは、せっかくなので白根山の火口湖まで登ることにしました。以前にも見学したことはあるのですが・・・。火口湖を往復した後、再び昼寝タイムです。お昼寝中にパラッと一雨きましたが、山の天気は変わりやすくすぐに雲の合間から太陽が顔を覗かせてくれました。

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そろそろ夕方。撮影前にレトルトご飯とレトルト中華丼で腹ごしらえ。ぼちぼち弓池の夕景を撮る時間です。雲の流れがとても速く、色見をころころと変え夕陽が沈んでいく様子をSONY DSC-R1で手動の5秒インターバルで590枚程撮影。

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完全に日が暮れると完全な曇り空。一旦、車内でテレビを見ながら休憩です。夜9時。やっと星空が見えてきたので高感度の苦手なSONY DSC-R1に変わってCanon EOS 10Dにチェンジし、雲の多い星空を撮影。

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ところが雲が多すぎて星景撮影としては今一パッとせず、途中で強制終了。気が付いたら雲に覆われた空になってました。時刻は午後11時40分。撤収して車で就寝です。

日曜朝、喉の調子が悪く風邪の挽き始めのようです。天気は先程晴れていたかと思ったら、一瞬にガスってきました。観光客は相変わらず沢山やってきます。最後にもう一度池のまわりを散歩し、帰路に着きました。

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2009年6月 9日 (火)

長野県の白駒池に行って来ました

6日夜から長野県麦草峠付近にある白駒池に行って来ました。

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天気予報では日曜日は晴れという予報が出ていたので、土曜日夜中には雲の間から星空が拝め微速度撮影には絶好のチャンス!麦草峠に向かって国道299号線を上がって行く。おぼろ月が出ているではありませんか!なんとも幻想的な光景だ。だが早くしないと沈んでしまう。

夜中12時に白駒池の有料駐車場に到着し、ザックに撮影に必要なカメラ機材などを入れてすぐさま歩き出す。この駐車場には以前来たことがあるが白駒池は初めてだ。

真っ暗な夜道を15分程歩いて池に到着した。とりあえず撮影ポイントを探すことにしよう!青苔荘、白駒荘の前は開けているが山荘の明かりが邪魔になってしまう。結局、展望台の東屋の脇に決め、三脚にカメラを固定する。

ところが沈みかけてる月の明かりが空に残っている為、満天の星ではなく中途半端な星空だ。先程まで雲が流動的に空に流れていたのだが雲も無くなってしまった。とても静かな蒼い世界といった感じである。

今回は明るい空なのでカメラの設定をISO800にし、リモコンで15秒露光16秒インターバルで撮ることにした。暫らくとっていたら眠くなったので東屋のベンチで横になる。やはりこのままだと寒いので車まで戻ってシュラフを持って来ることにした。

すると前方から懐中電灯の明かりが近づいてきた。「こんばんはー」と軽く挨拶を交わし、先に進む。シュラフを持って東屋に戻ると先程の方がカメラをスタンバイしていた。話をすると驚いたことに私が最近嵌っている微速度撮影を同じようにやってらっしゃる方であった。私同様にある方の影響を受けてから嵌ってしまったとおっしゃっていた。何とも偶然なことだろう。暫らくカメラ談義をして、夜中に名刺交換してからその方とは別れた。3時のアラームがなりカメラを止める。

その後、朝日が昇るまで30分仮眠をしただけで起きていた。その頃になると多くの登山者や写真撮影の方がやって来た。隣ではカメラサークルの団体さんがやって来て、思い思いに撮影している。

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さて、車に戻って寝るか!と、団体さんの間で誰か居なくなってしまったようだ。○○さんがいない!大変な事態だ。一旦、荷物を車に置きに行き、一緒に探すことにした。だが、池を周っても枝道を探しても○○さんがいない。もし、自分の母親だったらと思うと無意識に無我夢中で探していた。警察の方にも来てもらい3時間程行方不明者探しをし、ようやく麦草ヒュッテ方面で無事に見つかった。どうやら○○さんは枝道を逆方向に行ってしまったようだ。それにしても無事で本当に良かった!

その後、せっかくここまで来たのだからと冬季閉鎖も終わった川上牧丘林道を通って帰ることにした。長野県側はかなり荒れた岩石だらけのダートで、相変わらず大弛峠は込み合っている。それでも車を止め、夢の庭園まで行って帰ることにした。

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2009年6月 2日 (火)

瑞垣山に登山

日月と休日だったので土曜日夜から山梨の瑞垣山に登山してきました。

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土曜日夜、夜中に乙女高原に到着。ここでの車中泊はもう何度目だろうか。目の前が開けていて朝は特に気持ち良い場所。朝起きると天気予報どおり曇り空。今回もカッコウの鳴き声が小さな高原に微かに響いていた。今日は特に焦ることもなく、のんびりとお昼まで車の中でウダウダとしていた。お昼を食べ、クリスタルラインで瑞垣山方面に向かう。小雨混じりの生憎の空模様だ。瑞垣山荘の前を通り、みずがき林道でいつもの植樹祭跡地を通過し、そのまま松平林道に突入し、以前から目を付けていた空き地に到着。今日はここでテントを張ることにした。

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夕飯はいつもより早めに鍋焼きうどんにお餅を入れて済まし、夜の星景写真撮影の為にスタンバイ。ところが一向に雲が取れる気配がない。その間、車中で音楽を聴いて過ごす。夜半になり、やっと雲が流れ出し、念願の星空が見えるようになった。だが、瑞垣山方面には相変わらず雲が纏わり着いている。瑞垣山を背景に星景を撮るつもりだったが、諦めて高圧鉄塔をモチーフに星景の微速度撮影することに切り替えた。

ここでの微速度撮影は250枚程EOS 10D ISO1600 タムロン AF17-50mmF2.8 20秒で撮り、数枚Canon EF50mm F1.8 ISO1600 20秒で撮ってみた。やはり、明るいレンズだと天の川もはっきりと写すことができる。そのなこんなをしていたら夜中2時過ぎになってしまった。

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朝5時、瑞垣山登山の為に起きる。テントを撤収し、軽くコッペパンなどを食べてから瑞垣山登山口の瑞垣山荘前に向かう。6時に登山を開始。カメラは今回はSONY DSC-R1を持って行く。昨夜の雨のせいで最初の区間は結構スリッピーだ。

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天鳥川を渡ると岩混じりの急登が続き、約3時間で瑞垣山山頂に到着した。実は今回で5度目の登頂。単独での登頂は今回が初めてだ。マイペースで登ったので息も上がらずに登ることができた。

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足元左には大ヤスリ岩がドーンと突き立ち、東には金峰山の雄姿が雲に覆われ、西には遠く南アルプスの山々を望むことができる。何度見ても素晴らしい絶景だ。

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先ずは腹が減ったのでカップラーメンを食べ、落ち着いてから微速度撮影の開始。西の方角にカメラを向け、253枚を5秒インターバルで撮影。

SONY DSC-R1は本体機能にもリモコン機能にもインターバル撮影機能がないのでリモートコマンダーで手動でシャッターを切り続けなければならない。なんだかんだで2時間位頂上に滞在した。

そして、下りは2時間で瑞垣山荘に到着。帰りは増富の湯に立ち寄り湯し、みずがき湖で小1時間仮眠し、須玉インターより高速で帰ることにした。

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