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2010年6月

2010年6月20日 (日)

奥多摩湖に行ってきました

先週の平日のシフト休暇を利用して奥多摩で微速度撮影してきました。

撮影地は東京の奥多摩湖、峰谷から上がって行く林道の終点付近にある奥集落、それと奥多摩駅付近にある奥多摩消防署施設に隣接する展望の良いグランドから撮影。

前夜は雨降りでしたが、結局午前中から晴れ間になり、蒸し暑い一日でした。

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カメラは先日新たに購入したCanon EOS Kiss X4 を使用。レンズはTAMURON SP 10-24mm 1:3.5-4.5を使用。

Kiss X4はエントリー機ですが高感度ノイズがかなり少ないということで、今後の星景撮影において期待を込めてTAMURONの広角レンズと一緒に購入しました。

梅雨の晴れ間なので天気が変わりやすく、インターバル2秒程度でも雲の流れがとても速かったです。その為、動画編集の際、After Effects内で多少緩やかになるように速度調整しております。

タイマーリモートコントローラーはTC-80N3aをCanon EOS用のを改造して、Kissシリーズでも使えるように端子をハンダ付けして2本の端子コードにしてみました。これでEOSシリーズ、 EOS Kissシリーズのどちらでも使用できます。

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改造と言っても簡単なものです。リモートコントローラーの蓋を開けて、同じ色のリード線のところにハンダ付けするだけなので簡単です。この辺のことはネットで検索すれば出てくるでしょう!

BGMは中北音楽研究所の「癒しの手弾きピアノ」を使用しております。

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2010年6月10日 (木)

野反湖で微速度撮影

先週末、群馬県の野反湖に行って微速度撮影してきました。

Dsc04843s

夜中の12頃に現地の駐車場に到着。先客が1台いるのみ。車を降りると天を覆うような天の川が出ているではありませんか。

雲ひとつなく、月明かりもなく、かなり冷え込んでいるせいか霞もなく、野反湖でここまでハッキリと天の川を見たのは初めてです。

南側の空が幾らか明るいのにも関わらず、ここまでハッキリと見えるとは正直驚きました。

ここから湖畔まで10数分くらい散策コースを下り、分岐のところにベンチがあったのでここで微速度撮影のスタンバイをしました。

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Canon EOS 10D ISO1600 10秒 2800ケルビン 

タムロン17-50mm f2.8

10秒露光のコマを連番で3枚コンポジット

キンキンに冷え込んだ中、クマ避けにラジオを掛けながら朝の3時まで撮影をしていました。幸い、寒いとはいえ風が無いのには救われました。

ダウンを着ていても真冬並みの寒さで、木のベンチも夜露が凍っていたくらいでしたから。

2時過ぎに湖面に一筋の明かりが直線状に現れ、やがて私のほうに近づいてきました。

最初は人工的な照明だとばかり思っていましたら、山の稜線から月が現れてきて納得しました。そうです、月の明かりだったのです。

すると月の下に木星もあるではありませんか!

Img_3909as

月と木星のランデブーというのも中々幻想的な光景ですね。

撮影を終え、車に戻ってエンジンを掛け、暖房で体を温めながらカツ丼弁当で腹ごしらえして、日の出の時刻まで仮眠しながら待つことにしました。

Dsc02010s

夜が明け始め、西の空がピンク色に染まり始めました。車外に出てはみたものの、あまりの寒さと眠たさに勝てず、数枚撮って再び仮眠しました。

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完全に日が昇り、車内が猛烈に暑くなったので起きることにしました。

夜中は私の他に1台しかいなかったのですが、アッというまに多くの車で埋まりました。

流石、観光地ですね~。

あまりのんびりもしていられないので、あちこち歩いて移動しながら撮影です。

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帰り間際に峠のお土産屋で肉玉うどんを食べて帰りました。

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2010年6月 7日 (月)

Time Lapse Sunset of Minuma rice field

先週の平日休みに近くの夜中の狭山湖と夕暮れの見沼田んぼで微速度撮影してきました。

とりあえず見沼田んぼのほうができたのでアップします。

Dsc01950s_2

実は今週末も群馬県の野反湖でも微速度撮影してきました。

動画編集に1週間くらいは掛かると思いますので今暫らくお待ち下さい。

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2010年6月 3日 (木)

一切経山(浄土平)に登ってきました

先週末に以前から行きたかった福島の一切経山(いっさいきょうざん 1949)に微速度撮影に行ってきました。

天気予報では今一つだったのですが、なかなか連休も取れないので晴れることを祈って強行登山です。

夜中に到着すると濃い雲の合間から満月がおぼろげに出ていました。そして、特に目に入ったのは浄土平ビジターセンターの後方の山の中腹から立ち上がる火山の水蒸気の雲。

おぼろ月に噴煙は少々不気味な光景です。

Dsc06259s

広い駐車場には私の車の他に1台あるのみ。

ここから予定なら1時間程登った酢ヶ平辺りで月光の微速度撮影などしようと思っていたのですが、初めての場所ということで諦め、車の脇で撮影を始めました。

ところが月明かりが雲のせいで安定せず、カメラの露出設定でポカをやらかしたため途中から完全に露出オーバーの連続画像ばかりとなってしまいました。

1枚こっきりの普通の撮影と違って長分の微速度撮影は意外と難しいものだと改めて実感した次第です。

そんなこんなやっていたら仮眠もろくにできず、日の出の時間になってしまいました。

とても綺麗な日の出を久々に見た気がします!

その後、登山開始です。

浄土平の湿原を暫らく歩くと沢水まじりの砂利の登山道になります。

小さな雪渓を3ヶ所程横切り、平坦な場所に出ました。後ろには雲海が広がり、疲れを一気に解消してくれました。

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ここから鎌沼と非難小屋を系由して登る一切経山への分岐になります。

先ずは鎌沼へ行き、暫らくここでも撮影しました。水面には鏡のように空が写り、本当の空との境界がわからない程です。

そして、誰一人いない別天地。ここは楽園かと思いました。

Dsc08060s

それもそうです。まだ朝の6時なんですもの。

その後、非難小屋へ向かいました。中を覗くととても綺麗で、泊まっても悪く無さそうな感じです。もし、今度来ることがあればここでシュラフ持って寝ようかななどと思った次第です。

さて、ここからガレの急な登りになります。上がるにつれ、まわりの遠望が素晴らしく、高所に来たという実感を感じました。ただ、雲海が徐々に上昇し、山頂に着いた頃にはガスってきました。山頂の向こう側の谷間にはコバルトブルーの五色沼のお釜が大きく見えます。こちら側はまだガスってきてないので撮影開始です。

それでも暫らくするとどこもかしこも白い世界となり、撮影もできないので下山しました。

Dsc09195s

途中、やっと数組のパーティーとすれ違い、午前中9時には浄土平の駐車場に戻りました。視界はもう20mくらいでしょうか!

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早めの行動のお陰で晴天下の風景を堪能できた次第です。

その後、車で昼寝をしながら雲がひくのを待ったのですが、一向にひく気配がないので、どうしようか迷ったあげく、ここから割りと近い桧原湖へと向かいました。

途中、磐梯山が良く見える場所などがあったのでここでも撮影。

そして、桧原湖の夕陽が見えそうな場所を探しながら湖畔に到着しました。

暫らくして湖畔のサンセットを見ることができました。

Dsc09920s

撮影が終わってからは完全に雲ってしまい、帰路につきました。

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