« 富士山須走口5合目&秩父高原牧場 | トップページ | 稲含高倉林道で微速度撮影 »

2010年11月16日 (火)

草津白根山弓池と野反湖に行ってきました

先日、連休がとれたので群馬県の草津白根山と野反湖に行って微速度撮影してきました。

カメラ Canon EOS Kiss X4
レンズ TAMRON SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di ll
レンズ TAMRON SP AF17-50mm F/2.8XR Di ll VC

インターバル撮影したデジカメ画像を3コマから4コマをコンポジットして、アフターエ­フェクツにて動画化。
BGM 中北音楽研究所
フリーソフト「MovieOperato」にて動画音声結合

どちらも何度か訪れている場所です。久しぶりに晴れ間が続くようで、おまけに新月ということで天の川を撮影するには絶好のチャンスです。それと更におまけにおうし座流星群のピークという最高の星空撮影日です。

先ずは会社から帰宅後、草津白根山の弓池へ向かいました。夜中に到着し、空には冬の天の川が淡く横たわって見えました。2週間程前に降った雪が残っていることを期待したのですが、ほとんど溶けておりました。

駐車場には5、6台の車中泊組がおります。天体望遠鏡で星空観察をしているかたもおりました。

駐車場に車を止め、道路を横断して弓池の畔に三脚を立て微速度撮影の準備に取り掛かりました。そして、ジッポーカイロで夜露が付かないようにレンズのまわりに固定し、カメラはCanon EOS Kiss X4 で撮影。

Img_1131s 

上の画像は、TAMRON SP AF10-24mmF/3.5-4.5 DiⅡを使用。

ISO6400 シャタースピード30sec f3.5

微速度撮影の設定はISO3200 10秒絞り開放。レンズはTAMRON SP AF17-50mmF/2.8 XR DiⅡ VCを使用。

インターバル1秒で撮影開始です。

Img_1392ss

上の画像は、微速度撮影中に偶然にも流星が流れてくれました。動画用に3枚コンポジットした画像です。

とりあえず小腹が減っていたので車に戻り、夜食を食べて体を温め少し仮眠しました。

その後、再びカメラを設置した場所に行き、最初のポジションを終了し、今度は弓池側にカメラを向けて再び微速度撮影開始です。

Img_1868s_2

上の画像は、TAMRON SP AF17-50mm F/2.8XR Di ll VCを使用。

ISO3200 f2.8 30sec

アンドロメダ星雲も中央に写っているのが確認できますね!

今度は夜明けまで大した時間が無いので、微速度撮影ではシャッタースピードを先程の微速度撮影より2秒短くして、ISO3200 8秒絞り開放。

レンズはTAMRON SP AF10-24mmF/3.5-4.5 DiⅡを使用。

再び車に戻り、夜明け前まで車で仮眠です。外気温をおそらく氷点下7度とその辺だと思います。車ではいつものように車中泊ベッドにディープサイクルバッテリーをベッド側面下に積んでいるので、電気敷き毛布を敷きながらシュラフで寝ています。本当に寒い時期には重宝しております。

そして、時間が来たのでカメラを撤収に戻りました。弓池は良く見ると氷が張っているではありませんか!

撤収後、車に戻ろうと道路を横断していると、丁度朝日が道路を照らすように上がってきました。

車に戻り、今度は爆睡モードです。駐車場には少しずつ車が増えてきています。なんだかんだでお昼近くまで寝た後、場所を今度は野反湖まで移動です。

途中、スキー場のところで芝生を前にしてリゾットなんかを食べました。そして、近くの温泉で露天風呂でゆっくりし、夕方近くに野反湖に到着しました。

Img_2549s

夕陽の微速度撮影もしようと思ったのですが、快晴で雲が無さ過ぎて見送りました。やはり雲が無いと動きに変化がなくて静止画状態になってしまいますからね。

それから下見にあちこち歩いて夜の三脚設置場所を探しました。結局、御土産やのある駐車場に車を止め、手前の八間山の中腹の野反湖が見下ろせる場所に決めました。

その後、車に戻ってベンチでランタンを灯しながら夕食を食べました。ワインを飲んだら一揆に睡魔が襲ってきて、これから撮影するというのに最悪の状態です。寒いからと飲むと最初は温まるんですが、酔いが冷めるころは強烈な寒さがリバウンドしてきますね。

その後、夕方下見した中腹まで懐中電灯を照らしながらカメラの設置に登りました。と言っても車から10分程度の場所なんですけどね。

そこで、数枚の試し撮りをして今度はISOを3200から6400に上げ、レンズはTAMRON SP AF10-24mmF/3.5-4.5 DiⅡでインターバル撮影開始です。

Img_2557s

上の画像は、TAMRON SP AF10-24mmF/3.5-4.5 DiⅡ ISO6400 f3.5 30sec

車に戻り、仮眠して待ち続けました。夜中に時間が来たので起きると湖から湧き上がった霧が低空を覆っているではありませんか!上空は星空が見えているとはいえ写りが心配です。そして、夜露が凍りついて車のフロントガラスからボディから真っ白に氷結しているではありませんか!心配なのはカメラが凍り付いていやしないかです。

設置場所まで行ってカメラをみるとやはり真っ白に凍り付いているではありませんか!ジッポーカイロもすっかり冷たくなっていました。おまけに撮影が止まっているし!

見てみるとカメラのバッテリー切れです。バッテリーグリップを使っているので持つかなと思っていたのですが流石に二晩はきつかったようです。今後、気をつけなければ。

とにかく撤収して車まで戻り、どれだけ撮れたか確認です。が、バッテリー切れなので見れません。すぐに充電し直し、確認したところ、途中から霧がレンズに張り付いて氷結していく画像が沢山連続して写し出されているではありませんか。

とは言っても前半はなんとか撮れていたようで、今回はその部分だけを動画として使えそうで安心しました。

それから時間も時間なので夜明けまで流星観測しながら車の後部のガラスを開けて、ベッドで寝ながら見ようと起きていることにしました。

Img_3266s

ソフトンフィルター使用。

流星は数分置きに見ることができました。しかし、やはり窓を開けていると寒すぎる!

夜明けまで再び仮眠していると直ぐに空が白んで参りました。

Img_3268s

ソフトンフィルター使用。

再び車の脇で微速度撮影開始です。ところが霧が流れていてレンズが直ぐに曇ってしまう状態です。半ば駄目元で撮影した感じです。

Img_3262s

ソフトンフィルター使用。

明け方に近づくと飛行機が沢山写り込みますね!赤い光は自販機の明かりです。

Img_3282s

Img_3291s

その後、10時頃まで爆睡しました。

Img_3803s

そして、途中、湯の平温泉に立ち寄り湯して帰路につきました。

|

« 富士山須走口5合目&秩父高原牧場 | トップページ | 稲含高倉林道で微速度撮影 »

微速度撮影」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 草津白根山弓池と野反湖に行ってきました:

« 富士山須走口5合目&秩父高原牧場 | トップページ | 稲含高倉林道で微速度撮影 »