関東地方の湿原で撮った星景微速度動画
春から夏に掛けて栃木県の湿原及び山梨県の湿原(標高1200m~1600m)で微速度撮影した動画です。
撮影機材
camera:Canon EOS Kiss x4
lens:TAMRON SPAF10-24mm 1:3.5-4.5 DiⅡ
lens:TAMRON SPAF 17-50mm 1:2.8 XR DiⅡ
撮影地
栃木県 戦場ヶ原 沼原湿原 八方ヶ原
山梨県 甘利山 乙女高原
soundtrack: Anthem Of The Future→Beautiful Being(Eastern Sun& John Kelley )に入れ替え。
☆彡 戦場ヶ原
2011年5月中旬から始まった今回の微速度撮影プロジェクトですが、梅雨も明け星空を撮影することができ、それなりに溜まってきたので作品として完成させました。
当初は栃木県の日光戦場ヶ原に的を絞って通い込むつもりでしたが、梅雨時期ということで天候に左右され、天気予報を見ては晴れる確立が高いエリアを狙って複数のエリアで撮影するになってしまいました。栃木県日光戦場ヶ原、沼原湿原、八方ヶ原、山梨県甘利山、乙女高原の5箇所での撮影です。
それでも実際に現地に到着すると天気が悪く、思うようには星空を撮影することができずに帰ってきたことも何度となくあります。
それと夏場の湿原は夜のなると霧に覆われチャンスを更に無くしてくれるので困ったものです。おまけにクマの出没も非常に多いので用心しないといけません。
特に恐かったのは栃木県の戦場ヶ原と沼原湿原でした。戦場ヶ原の赤沼駐車場にある観光案内所にはクマ出没のマップがあり、私の向かう撮影ポイントから割と近いところでも数日前の目撃情報がありました。
撮影ポイントは湿原のど真ん中の木道の休憩ポイントで、そこまで真っ暗なハイキングコースを30分程度歩かなくてはなりません。クマとバッタリ遭遇してもおかしくはないので、クマ避けの鈴やLEDランタン、iPhoneにストックしてある爆笑問題のポッドキャストなんかを最大音量で聞きながら歩き、撮影中もずっと音楽やらポッドキャストやらでクマが人の気配を感じて近づいて来ないようにしてました。ここへは何度となく来ました。霧が酷くて晴れる気配がないので再び30分歩いて無駄な時間を費やしたこともあります。なにしろ夜の湿原は木道脇に伸びきった夏草が覆っている箇所があり、ジーパンがその夜露でビショビショになります。明け方は夏とはいえ濡れたジーパンが冷たいことったらありません。もし行かれる方がありましたらレインコートのパンツだけでも履いて行ったほうが良いでしょう!
☆彡 沼原湿原
沼原湿原も駐車場まで真っ暗な樹林帯を20分程度歩き、湿原のウッドデッキのところでスタンバイしました。ここも夜中になんて来るような人は誰もいません。
よほどの私のようなアホでなければ来ないでしょう!でも、苦労して重い機材担ぎ、恐い中歩いてきて良かったと実感しました。
そこには日常ではあり得ない非日常な自然の幻想的で美しい世界を垣間見ることができましたから。
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