今年の天体ショーの中でも締めくくりを飾るに相応しいふたご座流星群。今年はほぼ新月という最高の条件。これは有給休暇をとってでも撮影してやろうと13日夜から長野県の美ヶ原(山本小屋周辺)に行き、徹夜で撮影してきました。
今回はパソコンの処理が早くなったのでアップすることができました。
極大日の14日は、丁度深夜0時に到着です。さいたま市の自宅を会社帰宅後8時に出発し、高速を飛ばして雪道を登りつめ、山本小屋ふるさと館の駐車場に着くと嬉しいことに誰もいません。麓の気温計は-8度でしたが、ここは-15度くらいでしょうか?でも意外と寒さは感じません。多分、今回から靴の中にインナーを履いているからでしょう。

風も殆ど無風に近い状態です。最高の条件が整いました。空を見上げるともう流星がビュンビュン飛んでいるではありませんか!
ドリーを準備して目の前の丘にスタンバイしました。もう一台は回転パンニングで撮ることにしました。車に戻り、リアウインドを開けて車中から寝ながら流星観測をしました。流星はかなり飛んでいるので1時間にどれくらいかカウントしてみることにしました。
数秒起きに続けざまに流れたり、同時に2個3個流れたりと今まで見たこともない数の多さです。で、リアウインドから見える空の範囲は6割程ですが、なんと1時間に105個も見ることができました。

ふたご座流星群はピーク時で50個とかよく言いますが、今回はかなり活発だったのでしょう!それと標高2000mのところなので普通なら見えない暗い流星も見ることできたのだと思います。もしかして、明け方には流星雨になったりなんかしてと淡い期待をしてしまいましたが、意外なことに明け方は大したことはなかったです。
その間、車が流星観測に3台程増えましたが明け方にみんないなくなりました。お昼近くまで熟睡し、6時間ほど掛けて下道で帰りました。

あ、そうそう、ドリーで撮ったのですが、ドリーのモーターの軸が緩んで空転してしまって今回は失敗です。もう1台のドリーも電池の持ちが良いもんで古い電池のままだったので動いてくれませんでした(苦笑)。
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