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2013年11月

2013年11月24日 (日)

JAXA 臼田宇宙空間観測所へ行ってきました!

長野県佐久市(旧臼田町)の標高1,456mの山の中にある直径64m(東洋一)の主鏡面を持つ電波望遠鏡へ前夜から行ってきました。

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実はここに来るのはこれで2度目。十年くらい前だったでしょうか林道探索に嵌っていた頃に訪れています。

今回の目的は微速度撮影だったのですが、ある程度予測はしてたものの外灯があちこちにあり明る過ぎて微速度撮影は諦めました。

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ここまで明るいとパラボラアンテナが真っ白く飛ぶか、星の光が殆ど写らないかのどちらかになってしまい、おまけに月明かりもあるので全くダメでした。

話題になっているアイソン彗星も明け方の東の空を双眼鏡で探しましたが山の陰に隠れていて残念ながら見られませんでした。因みに朝の気温マイナス3度。めちゃくちゃ寒いです!マイナス3度ってこんなに寒かったっけ?

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今回はカミさんの温泉目的も兼ねているので場所移動はせずに施設の門の脇で車中泊しました。

そして、朝になってから佐久市街にある一萬里温泉ホテルに立ち寄り湯して帰路につきました。帰りの関越道は大渋滞でした。

今回のシグナス燃費

走行距離384km

ハイオク単価159円×53ℓ=8427円

燃費7.24km

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2013年11月18日 (月)

電動ドリーをシボ塗装しました!

最近、国内でも自作で電動ドリーを使って微速度撮影されている方も増えました。

そこで、僕もまた少し改良したくなり、デザインももう少しなんとかしたいなと思いました。

先日、自作電動ドリー(スイングバイ・マーク3)の回転部をプラスチックカバーを付け、つや消し黒で塗装しましたが、今回はシボ塗装に変更しました。

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序なので台車もシボ塗装しました。

シボと言っても近所のホームセンターで売っていた「まるで石(ブラックみかげ石) 染めQ」というのを塗って、その上につや消し黒を塗って白い斑点を消しました。斑点があると本当にみかげ石のような感じになってしまいます。アサヒペンから出ているストーン調を使えばもっといい感じになったと思います。

以前アップしたYouTube動画のスイングバイ・マーク3から比較すると細かい変更箇所は幾つかありますが、基本構造はそのままです。長さは取り回しが悪いから少し短くしました。

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全長2170mm

全幅200mm

重さ5kg

移動距離1650mm

移動時間レート9(3分20秒)~レート1(37時間20分)

星空撮影では通常レート5(2時間20分)を昼間の風景撮影ではレート6(37分)又はレート7(19分)を使用してタイムラプス撮影をしています。

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2013年11月15日 (金)

電動ドリー夜露除けカバー付けました

電動ドリーの気になっていた部分を改良しました。

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真冬の美ヶ原での撮影の時から気になっていた回転部をちょこっと加工しました。

大部分がアルミニウムでできている電動ドリーですが、湖畔などで夜露が酷い時や積雪期での撮影では雨が降ったようにドリー全体が濡れてしまいまい、熱伝導が良いので数時間外に置いておくとキンキンに冷えます。真冬の美ヶ原では標高2000mもあるのでマイナス20度まで下がることもあります。

すると、星空が見えていても上空から雪が舞ってきたり、霧氷が付着してドリーのレールや回転部付近も凍りついてきます。下手に素手で握ると手に張り付きます。

特に酷い時はレールの上のカメラ台車が除雪車のような感じになって止まったりもしました。

そこで、気休めかもしれませんが、回転部を直接の夜露などから守る為に塩ビのプラスチックカバーを被せてみました。

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カバーの上に速度コントロールのリモコンをマジックテープで固定します。星空撮影では速度レート5を使用。因みにレート5でのモーター音は室内で微かに聞き取れるほど。実際の星空撮影ではほぼ無音。数値が小さくなるほど無音に近づいていきます。

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カバーには蝶番とマグネットを使ってメンテナンスできるようにしました。

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駆動中は青いLEDライトは消え、リモコンが赤く光ります。

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ストッパーは始点と終点の2か所にトグルスイッチを利用して台車がぶつかると電源オフになり、代わりにタイムラプス終了の青いLEDライトが光ります。遠くからドリーの様子を見るときに堂々と近づいても問題ないかの判断ができます。

塩ビプラスチック板、三角補強棒、塩ビ接着剤、プラサフ、つや消し黒スプレー缶、プラ蝶番、車用内装外装固定強力両面テープなど。ホームセンターで数千円+家にあったもので作りました。。

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2013年11月 7日 (木)

八方ヶ原でタイムラプス撮影してきました!

平日のシフト休みに栃木県の八方ヶ原にある八方湖でタイムラプス撮影してきました。

八方ヶ原というと1000mから1200mの高原で5月6月頃にはレンゲツツジで有名なところですが、天文マニアにも人気のある場所として知られています。

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しかし、天文マニアは県道56号線を境に南西方向の大間々台駐車場のほうに集まります。

私は北東方向の「山の駅たかはら」より奥にある八方湖に向かい湖畔道路の広くなったところで車を止めて湖の周辺で撮影しました。

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平日の夜中でマイナーな場所なので朝まで車は1台も来ることなく撮影に没頭できました。車から降りてその脇で撮影するというのはとても理想的です。

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撮影中は車中で音楽を聴いたり仮眠したりして過ごし、時々カメラを確認しに行ったりしました。ところが最初は鏡のように湖面に写っていた満天の星達も、次第に湖面から水蒸気が沸き立ち、霧で視界が薄ら白くなることもありました。レンズも機材もびっしょり濡れて、その後気温も下がってきて、電動ドリーのモーターが凍ってしまったりもしました。

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電動ドリーの回転部にプラスチックカバーで覆う必要が出てきたので、いづれカバーを作ろうと思います。

レンズは「巻きポカ」にホッカイロを二つ折にして入れて、レンズに巻いて結露防止にしていましたが、あまりにも水蒸気が多く曇ってしまいました。こちらの対策は今後は「巻きポカ」の上にアルミシートで覆ってみようと思います。

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それにしても、ここは星景撮影の良い穴場かもしれません。でも、真冬になると雪がかなり積もるので積雪期には行けなくなってしまうのですが。以前、一人で春先にスノーアタックをしに別の林道から行った時は距離20kmの林道を丸一日掛かり、スタックしながら積雪1mの雪を走ったことがあります。そのときは、キャンベルチェーン4輪、電動ウインチ、ハンドウインチをフルに使いました。

今回の燃費

走行距離300km

ハイオク単価163円×42.08ℓ=6859円

燃費7.2km

行くなら、紅葉狩りと秋の天の川を撮影できる今でしょう!

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