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2013年12月

2013年12月31日 (火)

大晦日に電動ドリー「ドリエモン」改造

以前作った卓上ドリードリエモンを改造しました。

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持ち運びには小さくて良かったのですが、星空タイムラプスでの駆動時間と移動距離のバランスがあまり良くなかったので、レールをもう少し長くしました。

レールは以前のと同じ物が無かったので多少細くて頼りないものになってしまいましたが、長さは画像を見てもらえるとわかるように40cmくらい長くなってます。

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駆動距離は130cmで星空では1時間40分で動かします。

改造に費やした時間は3時間くらい。明日の撮影に向けて突貫工事でやりました。テストは先ほどやってみましたが問題ありませんでした。

今年一年を振り返ると母の一周忌法要など本当に色々ありましたが、今年もあと数時間で新年を迎えます。概ね良い一年だったかなと思います。

閲覧して下さった皆様、そしてコメントを書いて下さった皆様、本当にありがとうございます。

良いお年をお迎えくださいませ。

そして、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

タイムラプスを更に盛り上げましょう!

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2013年12月29日 (日)

Samyang 14mm F2.8 AS IF UMC と Lee soft No.3フィルター

EOS 6D用にSamyang 14mm F2.8 AS IF UMC と Lee soft No.3フィルターを新たに購入しました。

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先日、ある天体観測イベントの悪天候用にタイムラプス映像を流したいのでレジャー施設内で撮影して欲しいとの嬉しい依頼があり、その為に2014年元旦から二晩他県に出掛ける予定です。

その為に広角レンズと拡散フィルターが新たに必要になりました。と言っても、以前から追加しないと6Dを買い増ししたけどフルサイズ一眼2台を上手く使いきれていませんでした。これで3台体制で上手く回ると思います。

Samyang 14mm F2.8 AS IF UMCは新しくゴールド鉢巻から赤鉢巻に変更されていました。見た目はSamyang 8mm F3.5 FISH-EYE CS2と焦点距離の文字を見ないと区別がつかないくらいです。

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Lee ソフトNo.3フィルターは100mm角のポリエステルフィルターなのでカメラミラーボックス前面内に入れる為にサークルカッターで丸く切り、淵は以前ユザワヤで買ったレザー調シート(裏両面テープ)を切り抜き、ポリエステルフィルターに裏表から張って終了。

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100mm角から2個取れました。

あとは当日の晴天を祈るばかりです。

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2013年12月14日 (土)

三菱自動車「見上げるプロジェクト」に掲載されましたパート2

三菱自動車のスペシャルサイト「見上げるプロジェクト」に前回掲載されたタイムラプス映像は2012の「長野県 美ヶ原高原のふたご座流星群」でした。

今回は「山梨県 山中湖から望む富士山」を掲載して頂きました。

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BGMやクレジットは三菱自動車仕様になっております。

三菱自動車 見上げるプロジェクト

ところで昨日今日はふたご座流星群の極大日ですが、皆さんどこかで流星の観測をされましたか?それとも今夜でしょうか?

今年は月明かりがほぼ一晩中あるので条件的にはあまり良いとはいえませんが、空の暗い山奥とかに行けば結構見えると思います。

僕は今日は仕事だったので今年は諦めました。タイムラプス撮影に行かれた方の作品を楽しみにしたいと思います。

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2013年12月 7日 (土)

☆彡Star Time Lapse  「Power of the Earth」 ~三浦半島、八方ヶ原、大弛峠の星空~をアップしました~!

2013年秋から冬に掛けて微速度撮影したタイムラプス映像です。

撮影地 神奈川県三浦半島の盗人狩、栃木県八方ヶ原の八方湖、栃木県中禅寺湖、山梨と長野の県境にある大弛峠の夢の庭園。

今回の作品のメインは先日行った三浦半島の盗人狩(ぬすっとがり)です。ここの岩礁を見ていると地球のエネルギーを感じさせてくれます。撮影中は正直言って海水が恐かったですが、場所によっては岩礁に仰向けになってオリオンを眺めながら背中から大地のエネルギーを吸収してました。いつかまた行ってみたいと思いました。ここは本当に凄い!変化に富んでいてカメラを向ければどこも絵になる気がします。

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2013年12月 2日 (月)

三浦半島の盗人狩(ぬすっとがり)に行ってきました!

今回は久しぶりの2連休だったので金曜夜から神奈川県の南の端にある盗人狩に行って微速度撮影してきました。

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盗人狩とは神奈川県景勝地50選に選ばれている。断崖絶壁は30mの高さで、その昔、盗賊が断崖まで追いつめられた由来から名がついたらしい。剣先から城ケ島まで約11kmの岩礁の道。新生代新第三紀(2600万年から200万年)、第四紀(200万年から現在)の地層で、地層むき出しで浸食されやすいところから海水が入り込んでいるらしい。

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ネット情報を調べると毘沙門天のところに入口があり駐車場ではないが駐車スペースがあるとのこと。そこから歩いて10分で断崖絶壁の岩礁地帯に行けるらしい。ところが到着すると駐車禁止の看板があるではないか。仕方なくここから10分くらい坂の上にある風力発電の宮川公園の無料駐車場に止めて30㎏の荷物を担いで目的地を目指した。

それらしき断崖絶壁に到着し撮影を開始する。ふと、結露防止の為のホッカイロをザックの中を探すが見つからない。どうやら車の中に置き忘れてしまったらしい。再び往復40分掛けてホッカイロを取りに行った。が、意外にも空気が乾燥していてホッカイロは必要ないようだ。

気温もさいたま市よりも幾らか温かい。ドリー2台で撮影していると明け方まだ真っ暗な中、釣り人がヘッドライトを照らしながら続々とその先へと通過していく。

そうか、海っぺりはそのことも考慮しないとダメなんだと思った。海の向こうから三日月が上がってきて海を照らし神々しい感じだ。日が昇る前に撤収し、車に戻って昼過ぎまで爆睡。

その後、どうもネットで見た岩壁と雰囲気が違うので付近を散策しながら岩の写真を見せて聞き込みした。そして、宮川大橋を渡ったところの袂から回り込んで降りる道を見つけた。下りきると有料の駐車場1日1000円がある。駐車場のおばちゃんに聞くとどうもこちら側からも歩いて岩礁に行けるとのこと。千畳敷へも行けるとのことで1000円払って止めさせてもらった。

湾のヨットハーバーの方角に進み下見に行く。すると岩礁地帯のシンボルの尖った岩峰のところに着いた。ここまで結構歩いた。30分は歩いただろうか?!更に狭くてへつるような危険な個所も現れ、ネットで見た橋の掛かる断崖絶壁に到着した。ここが目的なのだが結構な距離を歩いた。有料駐車場から40分は掛かっただろうか。

しかも、落石の危険、へつり、高波などの危険もある。思っていた以上に簡単には辿り着けない。車に戻って夕方早く腹ごしらえしてドリーの大きいほうと必要なカメラ機材を選択して再び岩礁地帯へ向かった。

先ずはシンボルの岩峰を入れて微速度撮影した。釣り人達も大勢いたが皆帰って行った。

ここは千畳敷という名前が付けらとても広い地層の岩盤が広がっている。所々に水が溜まっている。ここのところ晴れているからこれは海の水か?だとするとかなり危険だなあ。

ここでの撮影が終わり、ここから先にある橋のところに移動。ところが昼間見るよりかなり恐い。橋を渡ったところでドリーをスタンバイするも水かさが気になり落ち着かない。とりあえず撮影を始めるが水がさっきよりも徐々に増えていってるような気がしてきた。

緊急事態に備えて逃げるルートも目で探した。昔、若い頃フリークライミングをしていたので登りやすいルートを探す。橋の向うなら意外に逃げやすいルートがあるが、こちらは登っても10mでそれより先はヤバそうな気がした。

兎にも角にも早く撮影を終わらせて撤収しないと本当にヤバいことになってしまう。すると撮影開始から1時間くらいでカメラが止まった。電池は残量ある筈だが?リモートコントローラーのピッピッピッという音だけがしている。寒いと急に電源落ちることも度々あったが、それ程寒くもない。察知した!これは早く撤収しろ!という虫の知らせに違いない。

急いで撤収してここよりも安全な場所に移動して再び撮影を開始した。兎に角、あまり無茶をして深追いすると死に繋がるので引き返す勇気が大事だ。いや~、夜の海は波の音がとても不気味でとても緊張した。車に戻る途中、ヨットハーバーのところまで来ると穏やかになりここから風力発電の上に登る北斗七星を見て安堵した。車に戻って、エネルギーを使い果たしたので腹ごしらえする。その後、まだ真っ暗だがどうせ昼間で寝てるのでここではなく宮川公園の無料駐車場まで戻ることにした。ここはトイレもあるし、いつまでも寝ていられる。

それにしても、この盗人狩の岩礁地帯はまるで別の惑星を探検しているようで地形好きには堪らない。釣り人には人気あるが意外にも観光地としてはマイナーだ。星景写真を撮るにも地形が複雑でどこでも絵になる気がする。空の状態は関東の明かりがあるが反対側は海なのでオリオン座の脇の天の川も微かに見える。近い割には素晴らしい。但し、リスクを伴うのであまり深追いはしないほうが良いでしょう!

今回のシグナス燃費

走行距離224km

ハイオク単価157円

32.6ℓ×157円=5118円

燃費6.87km

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