電動ドリー壊れました!
先日、ジャンプスターターというモバイルバッテリーを約1万円で購入しました。電動ドリーのバッテリーとして使うためです。
以前は重さ3.6kgでDC12V/7.0Ah(高性能シール式鉛蓄電池)のポータブルバッテリーを使っていたのですが、これが山歩きでは重いのなんのって!
ジャンプスターターは重さ僅か430gの12Ah大容量モバイルバッテリーなのでとても使えそうです。12V出力側の配線をシガーソケットに加工して今までのように電動ドリーを動かせる筈でした。
電動ドリーを自宅に持ち込んで加工するのが面倒なので、車の中でヘッドランプ付けながら配線を加工してうっかりショートさせてしまいました。あれ?電源が入らない!あ、焦げ臭い!
ヒューズより基盤に近い位置で一発で壊れました。
やってしまったものは仕方がありません!ショックですが気を取り直してヤフオクで自動導入天体望遠鏡を探しました。
するとセレストロンの望遠鏡が見つかったので1万5千円で落札。ホント、痛い出費です!
それで早速、基盤やモーターを取り出して電動ドリーに組み込みました。が、動きが以前より遅いじゃないですか!同じスピードレートにしてみましたが倍くらい掛かります。
レート1~5までは2倍速、4倍速と倍に変化してレート5で32倍速。レート6~レート9は少し違うんです。レート5とレート6は倍ではなく4倍、レート6とレート7は3.75倍という設定になっているんです。
これがややこしくて手こずりました。星空撮影をメインにしているので電動ドリーの駆動距離を2時間をメインに考えました。今までレート5では2時間ちょいでしたがこのままでは4時間40分掛かってしまい時間が掛かり過ぎます。ではレート6ではというと1時間9分。これでは短すぎます。
結局、モーターのプーリー外径を約半分の径にして調整しました。今までは外径110mmでしたが60mm+滑り止め効果のある凹凸ゴムを巻き付け65mmくらい。
加工屑まみれですいません!プーリーは会社の旋盤の脇に転がっていた外径60mmのジュラコン。それと家にあったプラスチック板をヤスリで手加工で2枚作りプーリーにしています。
直径110×円周率3.14=345.4mm
直径65×円周率3.14=204.1mm
345.4÷204.1=1.69
これでレート6に割り当てると1.69×1時間9分=1時間56分。レート5は7時間44分。
ということで、大雑把な計算ですと、レート9=10分、レート8=15分、レート7=30分、レート6=2時間、レート5=8時間、レート4=16時間、レート3=32時間、レート2=64時間、レート1=128時間という結果になります。
実際にはレート5より長時間のレートは使うことはないと思います。昼間のシーンでレート9からレート7。星空はレート6。稀にレート5を使うこともあるかもしれませんが殆ど使わないでしょう!
今回のプーリー変更でレート9が以前か3から4分と短い時間でしたが10分になってしまったのがイマイチですが仕方ありません。後から気が付いたのですが、今回クラッチを設けるチャンスでしたが、焦っていたのですっかり頭から飛んでいました。クラッチがあれば別にレート9が10分でも何にも問題なかったのですが、、、。もう遅いです。アロンで軸とプーリーををガッチリ止めてしまいました。
とりあえず、これで壊れた電動ドリーが復帰しました~!
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コメント
がーん(ノД`)
師匠、クラッチを今回のテストで使用してみたんですが、ほんと楽すぎてびっくりしました!
あと、革はほんと暖かかったです!
これ病みつきになりますから、ほんと師匠のような厳しい環境での撮影だとかなり威力を発揮すると思います。
僕はプーリーと軸はM3ホロセットを加工して引っ掛けて使用しています。
1号機はネジ式ロックにしようかと思っています。
投稿: zaki1500 | 2014年2月16日 (日) 19時50分
zakiさん、こんばんは!
今回の構造はモーター軸にツバ付きワッシャーとプーリーの2ピース構造だったので芋ネジなどでフリーにしたりロックしたりできた筈なのに時間調整のことばかり気にしていてクラッチをすっかり忘れていましたよ!
いや~勿体なかったです!
一応、ワイヤー調整の為のターンバックルを緩めれば台車をフリーにできるのですが、クルクルやるのはやっぱりスマートでないですね。
やっぱりクラッチがあるほうがいいですよね~!
革巻きは僕の台車のベアリングが革を傷つけてしまうのでできないのですよ~!
ホームセンターで見つけたフジツボ型のプラスチックの真ん中にベアリングが一個埋め込まれている物を8個台車の天井下にくっ付けているので、その内の何個かは多分転がってくれていないのでレールに薄っすら傷を付けてくれています。こういうところにこれを使うべきではなかったのですが、クリアランス的にこの低さがしっかりきたので使ったのですがね~。
上手くベアリングが通る道から外して革を巻くか、さもなければフジツボのベアリングではなくローラー式にすれば革巻きできるのですがね~。
その内、何か良い方法考えてみたいと思います。
投稿: StarDust☆彡 | 2014年2月16日 (日) 21時37分
師匠、師匠がかったバッテリー、僕も今注文しました!
これで電力問題は解消しそうです(*´∀`*)
ありがとうございますm(_ _)m
革は、今度実際に触って頂ければ幸いなんですが、驚く程暖かかったです。将来的拡張に是非どうぞ(*´∀`*)
師匠の「凍傷になって」というアドバイスがあってできたことなので、僕にできることであれば協力しますm(_ _)m
投稿: zaki1500 | 2014年2月16日 (日) 21時56分
zakiさん、ジャンプスターターは軽くて小さくて大容量でいいです!寒いところでどれくらい発揮してくれるかはまだ未確認ですが。
一応、今までのポータブルバッテリーも持って行ってジャンプスターターだけで事足りれば最高ですね!
ありがとうございます!
アルミがこんなにも冷えるものだとはね~!
革巻き+ヒーターは憧れますよ~!
基本的に僕は人一倍寒がりですから。なのにわざわざ寒いところに行ってしまうのはやっぱり頭がタイムラプスマジックにやられているからなのでしょうね~!
投稿: StarDust☆彡 | 2014年2月16日 (日) 22時24分