DIY Electric Fireplace (自作電気式暖炉)
ここのところ仕事が忙しく何処にも出掛けられなかったのでこんなモノ作ってました!
日本ではあまり馴染みのない暖炉ですが、暖炉や薪ストーブのある暮らしに憧れる方は少なくないと思います。
海外の比較的寒い地方では暖炉のない家なんて住みたくないと言われるくらい当たり前に存在している暖炉。炎の揺らぎはとても癒しになるので人々の暮らしから切っても切り離せない存在のようです。
とは言っても薪の調達の不便さや灰の掃除などの煩わしさもあるのも事実。大気汚染になるので薪を燃やす暖炉は禁止という都市まで出てくる始末。
そんなことから現代は電気式、ガス式、バイオエタノールなどを利用した暖炉も多く普及してきています。暖をとるというよりも見て癒される為の物として存在しているようです。
私も以前から潜在意識の中で暖炉には憧れを持っておりました。お金持ちの豪邸にしかないイメージで、こんな優雅な生活がしたいなと憧れていました。
パソコンで夜中とか編集作業などしていると徐々に寒くなっていきます。というのもエアコンを止めて節電しているからなんですが。
その時、足元だけでも温風ヒーターのようなものが欲しいなと検索しておりました。
すると「電気式暖炉」というものがヒットし、薪ストーブ型の温風ヒーターでした。疑似炎が揺らぎ、温風が出てくるというなんとも面白い物があるもんだなと更に検索。
すると本物の炎のように揺らぐ電気式暖炉に目がとまりました。しかし値段が高い!
この手の暖炉の中ではDimplex 社が有名で、中でも水蒸気と光を利用したミスト式の電気暖炉が安くても十数万円。暖炉型の大きなもになると数十万円もします。
既存の暖炉にインサートするログ(ミスト式の疑似薪)だけのもありますが、それでも25万円くらいします。
ここまで高いと手が出せません!
それなら自作してみようと思いました。
とりあえずは、暖炉本体(マントルピース)はコンパネで作り、レンガ調のブリックタイルを張る。ログはミストタイプではないけどログ後方に炎のイルミを投影するDuraflame社のログを約4万円で購入して作ることになしました。
レンガ調のブリックタイルは1枚70円。コーナー部250円。それと接着剤をネットで購入。
ブリックタイルは全部で2万5千円分くらい買ったと思います。白い色を少しアイボリーな感じに水性塗料で塗りました。
コンパネは1,400円。それに天板や底板などで全部で本体に8千円くらい掛かったと思います。
一応これで完成してお正月休みは寛いでおりました。
が、やはりミスト式の本当の炎のように見える物が欲しくなってしまい、更に改良。
Duraflameログの上に擬似薪を作って、その薪の中にペットボトルを利用する加湿器 を入れ、疑似薪の後方部に車用のLEDをオレンジに塗ってそれを水蒸気に照射。2本作りました。
疑似薪は2mm厚の塩ビ板をドライヤーで温めながら筒状にし、そのまわりにハサミで切った塩ビ板を木の表皮のように見えるように接着。そして、適当につや消し塗装。
電源を入れてみると、それだけでは水蒸気は冷たいので拡散しながら垂れ落ちてきてしまいました。
なので1000円程度で売っているUSBを使ったファンを開口部とログの間に入れ、斜め上に向けて風を送って水蒸気の垂れ落ちるのを散らして上昇気流にしています。
開口部の黒枠はあっても無くても良いのですがアルミ角材やスプレー塗料などを数点買って6千円くらい。
そうして炎のように燃え盛る感じが表現できました。これで完成!
温風は開口部下部から出ます。1000wなので補助的な温風です。普段は温風はつけずに炎のイルミとiphonアプリの「ほっこり・癒しの暖炉」でクラッキング音を暖炉内に入れて使っています。
トータルで10万円くらい掛かりましたが既製品の電気式ミストタイプの暖炉と比較したら重厚感はあるし、費用も圧倒的に安く済みました。
何より自分的に満足できる物ができ、喜びもひとしおです。
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