キャンピングトレーラーを牽いているとバックする時や走行中にも後方確認ができるようトレーラーの真後ろの上のほうにバックカメラを設置しています。
バックカメラの電源はトレーラーのダイネット下に自分で取り付けた集中電源スイッチのバックカメラのスイッチをONにします。ヘッド車と繋ぐ前に中に入ってスイッチをONにしています。
繋いでからではヒッチに余計な荷重が掛かってしまうので基本的にNGです!本当はヘッド車から来る12極のソケットのAC電源から分岐させてやれば集中電源から持ってこなくても良かったのですが、配線を探すのが面倒だったので集中電源スイッチから電源を持ってきました。
現地に到着してからコーナージャッキを下ろしてからバックカメラのスイッチを切ります。
因みにこのバックカメラは電波で映像を飛ばすワイヤレス式でして、ヘッド車のダッシュボード上の専用モニターに映し出されます。3極のAVセレクターに繋いでテレビと右サイドカメラとトレーラーバックカメラの映像を選択できるようにしています。
実は我が家のトレーラー置き場は坂の途中から右に入るのですが、更に角度の付いた坂を登って行かなくてはなりません。エースワン330ならば多分トレーラーの下を擦らなくて入れたと思うのですが、我が家のエースワン430だとタイヤから後ろのオーバーハングが長いので、左側の後方の折りたたんでいるコーナージャッキの背の部分が道路に擦ってしまいます。
そこで、擦らないようにと擦る直前で、かみさんに降りてもらいオイル交換などに使うスロープを向き合わせて山なりにしてトレーラーのタイヤに差し込んでもらい、スロープの山を乗り越えて擦らないように対処しています。
緩やかな坂ならば擦ることもないのでしょうけど仕方ありません。
但し、そのスロープを入れるタイミングが悪いとスロープを降りて来た時に擦ってしまいます。
そこで何とかしようと、バックカメラの小型でライトを照らしてくれるワイヤレスのをもう一つ新たに買って、トレーラー下にジャッキパッドやコーナージャッキが映るように設置しました。
これによりジャストタイミングで運転手側からも確認できるようにしました。
ところが二つの別メーカーのバックカメラだから干渉しないだろうと思ったら周波数が同じで後方確認の電波の強い方の映像が入ってきてしまいました。
そこで擦る直前で後方確認のバックカメラの電源を切る必要があります。
ということで考えたのがヘッド車側から5極リレーを使って、この二つのバックカメラの電源を切り替え式にしてみました。トレーラーの12極配線の他にバックカメラ切り替えの配線も増設。
そしたら見事に切り替わり、普段はコーナージャッキ側のカメラをOFFにして走行。トレーラーの後方確認は後方確認用のバックカメラに通電し、後方確認できます。
ハンドル左下にある青く光っているプッシュスイッチが今光っていますが、この状態でリレーを介してトレーラーの集中電源の通電をジャッキパッド監視カメラに切り替わります。
因みにデイタイムライトはハンドル下の左のドライビングライトと書かれたプッシュスイッチ。こちらは以前にリレーでONOFFできるように設置しました。
今回の作業により駐車場の出入りの時やキャンプ場の急坂なのでは監視カメラをコーナージャッキ側に通電させて擦らないように見ることができるようになりました。
ジャッキパッド側の飛び出している通気口から集中電源に配線し、切り替え用の微弱な電流はヒッチメンバーのところまで伸びています。
やっぱり安心感が全然違います。ちょっと面倒でしたがやって良かったです!
最近のコメント