微速度撮影

2016年6月 1日 (水)

☆彡Star Time Lapse 4k 赤城山覚満淵 「月へ続く水辺の木道」をアップしました!

今回は完全に月明かりの中での撮影でした。

いつものように仕事が終わってから撮影地に向かい、到着は夜中の0時前くらい。
赤城山の覚満淵(かくまんぶち)の無料の駐車場に到着し、三脚4台、カメラ3台、電動ドリー2台、電動経緯台など諸々の荷物を担いで歩いて湖沼に向かうと、途中鹿除けの網の出入り口に前方を塞がれる。
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最初、網を手で手繰り寄せ潜ろうとしたら大きいほうの電動ドリーに引っ掛かった。仕方なくザックを下して網から外し、電動ドリーだけ先にくぐらせ、ザックを背負ってそっと網を潜ろうとしたら今度はザックの三脚に網が絡んでしまった。
そんなこんなで数分間、網と格闘(笑)。
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覚満淵は昔、ドライブがてら寄ったことがあるのである程度は撮影ポイントは把握している。水辺の分岐に到着し、荷物を下ろし、天の川の出る方角を確認しながら少し偵察。
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すると木道の奥からライトが光った。釣り人か星景撮影か誰が先客がおられるようだ。ライトは消して木道の奥に行ってみることにした。
すると星景タイムラプスをされている方でした。前橋市から来られたとのこと。少しお話をし、戻ってカメラをスタンバイする。
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南の空を狙うには木道とは反対の岸からでないと厳しそうだが、こちらは水辺から道が遠ざかってしまうのでアングルを探すのに苦労してしまった。それと、道路が南側に位置している為、行き交う車のライトが入ってきてしまうのがこの場所の難点。特にこのエリアはコーナーを攻めにくる車が多いので風景の素晴らしさとは裏腹に残念でならない。
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赤城山での天の川は光害が結構多いのであまり濃くは見えない。特に今夜は月明かりがあるので尚更だ。それでもなんとか薄っすらと写り込んでくれた。
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レンゲツツジの開花には少しだけ早かったようで、ちょっとここに来るのを早まったかなと思いつつ水面を漂う朝靄に幻想的な光景に感動した。

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2016年5月23日 (月)

☆彡Star Time Lapse 4k 「湯の丸高原 月光下の高原を流れる天の川」をアップしました!

長野県と群馬県の県境に位置する湯の丸高原に行ってタイムラプス撮影してきました。

ここは標高2000mの高原のスキー場で去年の春先にもタイムラプス撮影で訪れたことのある場所です。
仕事が終わって関越道と上信越道を使って自宅から丁度3時間掛かって夜中の12時前に到着。今夜は月齢11のかなり明るい月があるので天の川撮影には向いていないのですが夜中の3時頃になれば月も沈むので徐々に空も暗くなるかなと思ってやってきました。
但し、薄明で空が明るくなるのもその頃なのでザックを担いでドリー2台とカメラ3台持って急いで歩きます。
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1シーン1時間半でやれば2シーン撮れるのでカメラ3台だと6シーンの計算になります。その為インターバルは5秒程度。つまり5秒露光くらいで天の川を写すために感度も10000とか上げることも多いです。ただ、今回のように月明かりがあると撮り始めと撮り終わりでは露出がかなり変わってきてしまいます。ここが厄介なところなんですよね~。途中でいじる訳にもいかないので難しいところです。
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もうこの時期だと3時半にもなると高感度設定なので画像は完全に露出オーバーで真っ白になります。目視だと空が明るくなってるのが実感でき懐中電灯がなくても何となく歩ける程度。冬場だともう1時間は撮影できるんですけど夏場の夜はアッという間ですね!
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2016年5月 9日 (月)

☆彡Star Time Lapse 4k  「静寂のバラギ湖」をアップしました!

前回の愛妻の丘に続き、今回も同じエリアにある群馬県嬬恋村のバラギ湖に行って星景タイムラプスしてきました。

巷ではゴールデンウィークの大連休中でしたが、私の休みは5日と7日のみ。他の日は休日出勤です。まあ、毎年のことで期待はしていませんが。

GPVや天気予報を見ると丁度4日夜から翌朝までは関東では広いエリアで晴れの予報が出ているので、気に入ってしまった嬬恋村に決定。昔から行ってみたかったバラギ湖で撮影することにしました。
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休日出勤ということで仕事がいつもより早く終わったので余裕で現地に到着しました。
ところが到着して空を見上げると空一面雲に覆われ雨が降っています。
見た感じ今回は天気外れたかもと思いましたが諦めずに駐車場で待機。
暫くするとサソリ座が見えてきました。空を見ると雲の隙間から所々星が見えてきました。

早速撮影の準備に取り掛かります。
ザックに機材を積んで湖畔をウロウロと偵察します。桟橋のある良いロケーションを見つけたのでここで電動ドリーなどをスタンバイします。
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天の川も見えてきました。撮影開始して30分。再び雲に覆われ雨が降り出してきてしまいました。撤収です!このままでは機材が雨でやられてしまいます。
車まで5分程度なのですが30kgの荷物と段取りを考えると正直ガッカリです。
暫く車で待機することにしました。半ば今夜の撮影は諦めモードです。

雨音が消え、外を見ると急激に雲が強い風に追い払われて消えていきました。
急いで、先程の桟橋のところに向かいました。
再び段取りして撮影開始です。大きなキャンプ場が向こう側にあるのですが、ここはとっても静寂が漂っています。
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撮影時間的にはカメラ1台で2シーン撮れれば良いですが夏が近づくにつれ夜が短くなってきているので感度を上げ6秒露光くらいでチヤッチヤと撮らなければ!
時間的に厳しいのでカメラアングルもあまり迷ってられないのがタイムラプス撮影の辛いところです。
連休があればこの点はかなり余裕が出るのですがね~!

そんなこんなでアッという間に空が懐中電灯なしでも歩けるくらい明るくなってきました。
撤収して車に戻り、何処かで仮眠しようかと思ってたのですが早く撮影した画像をパソコンで確認したく、そのまま寝ずに帰りました。

渋滞もなく午前中には帰宅。一晩で撮った数千枚の画像をパソコンに取り込みます。
これだけでも結構時間掛かります。
かなり今回は大気中の水蒸気が多かったり、大気光の影響で空に斑が多かったりで鮮明な天の川ではありませんがなんとか写っていたので一安心しました。

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2016年4月27日 (水)

☆彡Star Time Lapse 4K 「愛妻の丘」をアップしました!

まず、熊本での大きな地震で多くの方が犠牲になり被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

そして、一日も早く普通の生活に戻れるようお祈り申し上げます。

そんな大地震の後ですが、先日、群馬県嬬恋村の愛妻の丘でタイムラプス撮影してきました。

愛妻の丘という標高1200mくらいのキャベツ畑の中心にパノラマライン北ルートの脇にちょっとした丘があり、ここから浅間山や眼下には田代湖を望むことができます。
そして、嬬恋村は日本武尊が東従の際、妻のおとたちばなひめを偲び、わが妻よ!と三度嘆いたことからから名が付いたとされています。
そんな由来からここに「愛妻の丘」が誕生されたとの事。
風景も素晴らしいのですが、地元の芸術家の方が廃材で作ったオブジェがとても素敵です。
撮影は気温もさほど下がらず車から直ぐなので体は楽でした。しかし、月齢10の明るい月があり、月が沈むのが朝3時頃。薄明時刻まで僅かでしたが何とか天の川を撮影することができました。

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2016年3月26日 (土)

☆彡Star Time Lapse 4k 東京の星空 「天空の奥集落」をアップしました!

前作の奥多摩湖 「留浦の浮橋」に引き続き、今回も東京の星空です!
東京の星空「天空の奥集落」をアップしました!
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「鷹ノ巣山登山口から見た天の川 」
Canon EOS 6D + Samyang14mm F2.8  + Lee No.1ソフトフィルター 
ISO12800 f2.8  ss5秒  3枚加算平均コンポジット
実は私、昔から林道を車で探索するのが好きでして、かなり嵌っていた時期がありました。
林道って集落と集落を繋ぐものやピストン林道(行き止まり林道)などがあるのですが、その多くは林道の奥地に末端集落があります。
その多くは限界集落で廃村になってしまう集落も多いです。
そんな中で東京なのにとても東京に見えない思い入れのある集落があります。
それが奥集落でした。
廃村になってしまったというネット情報もあり、焦りましたがちゃんと暮している光景が見え安堵しました。
そんな美しい奥集落で星景タイムラプスを撮って記録したいという願いが叶いました。
観光地などの絶景とは違った里山の持つ情緒と派手さはありませんが美しい星空を残したい!
ここは私にとってもいつまでも残したい風景の一つです。

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2016年3月13日 (日)

朝霧高原でオートキャンプしてきました!

タイムラプス仲間のzakiさんと久しぶりにオートキャンプしてきました!

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ずっと行こう行こうと計画してたのですが、お互いの休みなどがうまく合わずにようやく天気はダメ元でオートキャンプメインで会おうということでご一緒してきました。
zakiさんは先に到着して、暫くしてからぬかるみにスタックしたとの連絡が!
牽引ロープをいつも車に載せているので特に慌てることはないです。
現地に付くとドロドロの道でスタックしておりました。
牽引ロープを結んでグイグイ引っ張ると簡単に脱出しました!
久々に救出するのは結構楽しいものです。
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星空は幾らか見えていましたがかなりもやっているので撮影は断念。
本当ならご一緒してタイムラプス撮影をしながらzakiさんのキャンピングカーで宴会の筈でしたが、天気は思うように晴れずにタイムラプス談義しながらおでん食べたりビール飲んだりして気が付くと空が白んできました。
結局朝まで飲み明かし、午後までzakiさんの広々とした快適ベッドで爆睡。
夕方現地解散しました。
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いや~、久しぶりにzakiさんと楽しいタイムラプス談義ができとても楽しいオートキャンプでした~!
それにしてもFFヒーターのお蔭で快適快適!

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2016年3月 6日 (日)

東京の星空 天空の奥集落

最近、近場の星空も見直そうと思い、前回は東京の奥多摩湖の留浦の浮橋で撮影してまいりました。

今回は、地域的にはそこからとても近い標高約900mの奥集落へ出掛けてきました。
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住所的には東京都西多摩郡奥多摩町留浦になるのですが奥という地区でここは本当に東京なのか?と思うほどのロケーション。
しかも、奥集落は標高差300mもある集落で「天空の里」とも言われている限界集落。
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奥集落への道のりは林道奥沢線という林道を上がっていくと峰谷集落との分岐を右に進み狭い急こう配を進む。集落を過ぎると鷹ノ巣山(1753m)の登山口にもなっているので週末になると登山口の狭い路肩には車がすぐにいっぱいになってしまいます。
更に進むと林道のどんづまりで終わる。
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実は奥集落は私が高校生の時にクラスメイトと5人で私が言い出しっぺで雲取山(鴨沢登山口)-七ツ石山(テント泊)-鷹ノ巣山(避難小屋泊)-奥集落-雲風呂という登山計画で訪れたことのある場所。雲取山は体力不足で頂上は諦め七ツ石小屋の前でテントで寝た。石尾根を縦走し、二日目は鷹ノ巣山避難小屋で泊まり、夜間に山頂で蛍を見た思い出もある。
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社会人になってからも登山仲間との鷹ノ巣山登山や林道探索でも数回訪れている。
いつも思うのだが奥集落を振り返った風景はとても懐かしく心が癒される。
いつまでも残したい風景がここにはある。
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そんなことから留浦の浮橋に続き、奥集落でもタイムラプス撮影したいという思いが強くなった。
数年前の大雪の時は陸の孤島状態で大変だったと思う。廃墟になってしまった家もあるがまだ数世帯は住んでらっしゃるようで安心した。
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朝が近づくにつれ稜線から天の川が昇ってきた。東京でここまで天の川が見られるなんてさすが天空の里と言われるだけある。

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2016年1月 3日 (日)

東京の星空 「奥多摩湖 留浦の浮橋」をアップしました!

皆様、明けましておめでとうございます!

去年は中々撮影できませんでしたが、今年はなるべく身近での撮影を沢山できればなと思います。

今まで暗い星空を求めて車で3時間4時間とか掛けて遠征に出掛けておりましたが、身近な東京都奥多摩の山奥にも美しい星空ががあったんですね~。

奥多摩の山に囲まれた小さな集落には月明かりが風景を照らし、澄んだ冬空には星々が輝いておりました。今年は心が洗われるような原点に戻ったタイムラプスを目指していこうと思います。

星景って、なにも沢山の星が見られなくても、その場所での風景と星空が一体となって美しいと思えれば良いと思うんですね。

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2015年12月31日 (木)

東京 奥多摩湖の星空

今年の撮り納めに東京都西多摩郡奥多摩町留浦(とずら)という小さな集落にある奥多摩湖に掛かる浮橋(留浦の浮橋)に二晩掛けてタイムラプス撮影してきました。

ここはタイムラプス撮影以外でも何度か訪れたことのある場所です。以前はドラム缶を浮きとして使われ、ドラム缶橋と言われておりましたが、いつの頃かプラスチックの浮きに切ら変わったようです。

奥多摩湖にはこのような浮橋が麦山の浮橋と留浦の浮橋がありますが、ここは国道沿いに横長のとても止めやすい駐車場やトイレもあるので、タイムラプス撮影中は車で仮眠などができるとても便利なロケ地です。

今年は春に怪我をしたり、自宅のリフォームしたり、仕事が去年以上に忙しくなったりと、思うように撮影に出掛けられなかったので本当に久しぶりの撮影でした。

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月明かりに照らされた留浦の浮橋とオリオン座

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2015年10月 3日 (土)

「観月の夕べ」

以前、被災地で文化の復興を目標ということで2014年8月15日(金) 宮城県気仙沼市で開催された「星と能楽の夕べ」で私のタイムラプス映像を使って頂きましたが、今回は静岡県伊豆の国市で「観月の夕べ」が開催されました。

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イベントの中心人物である世流能楽師の八田達弥さんは海外、国内問わずご活躍し「子ども創作能」といって 小学生にも能の指導に力を入れ今年で16年目とのこと。

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地元の歴史を題材にした新作の能(正しくは能の形式を借りた創作舞台)の台本を八田さんが作り、これを小学生に演技指導して上演させる、というもので囃子方は東京からプロの能楽師が出演。
現在は「伊豆の頼朝」という、当地で800年前に平家に対して挙兵した源頼朝の活躍を描く創作能を上演しております。

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八田さんが言うには、「長く続けている甲斐あって子どもたちの技術レベルはかなり高度で、囃子に合わせて謡ったり舞ったり、もう東京の能楽師が舞台でやっていることと内容は変わらず。。国に出しても恥ずかしくないレベルになりました。」とのこと。

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会場の願成就院は伊豆きっての名刹で、北条時政が娘婿の源頼朝の戦勝祈願のために800年前に建立。
なんと運慶作の素晴らしい仏像が5体も伝えられていて、一昨年に国宝指定されました。これは静岡県はおろか、中部地方でも仏像の国宝指定は初の快挙だそうです。

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中秋の名月の宵に伊豆の市民にロマンチックなひとときを楽しんで頂き、 あわせて能への関心や、子ども創作能というものが市内にあるのだ、ということを知って頂きたいと八田さんはおっしゃっておられました。

私もこのイベントに行って見たかったのですが仕事で残念ながら行けませんでした。

当日は雲一つない快晴の中、「観月の夕べ」大成功を終わったとの連絡を頂きました。

私としてもその連絡を頂き、微力ながら映像を提供できとても嬉しい限りです。

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3部構成のコンサートおよび能のそれぞれの間に、ちょっと長めの15分間の休憩時間。「観月の時間」を設け,美しいBGMと共に私のタイムラプス映像も映し出されました。

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この催しは来年の中秋の名月(というかその頃の満月の日)にも開催されるようなので今度はなんとしてでも行ってみたいです!




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